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新庁舎建設工事の進捗状況について(令和5年4月)
令和5年4月 基礎工事(捨てコンクリート、鉄筋組み立て)
令和5年4月、基礎工事が始まりました。
土を掘る根切工事が完了した後、いよいよ新庁舎の基礎部分の工事に取り掛かります。
基礎工事は、建物が地震に耐えるために基礎と杭を一体化させて、建物の荷重を支持地盤にしっかり伝えるための非常に重要な工程です。
まずは、昨年施工した杭の先端に、基礎と一体化させるための「杭頭補強筋」と呼ばれる鉄筋を溶接しました。
その後、地盤面を平らにするため、捨てコンクリートを打設します。
捨てコンクリートは、建築物の構造部を構成する部分ではありませんが、地盤のでこぼこを均し、高さを揃える目的があります。地盤にでこぼこがあるまま建築物の基礎を造ると、鉄筋の高さやコンクリートの厚さが不均一となり、必要とされる建築物の強度が確保できなくなるおそれがあるほか、耐久性も低下するため、「捨て」とは表現されますが重要な部分となります。
捨てコンクリートの施工後は、基礎の位置出しを行い、鉄筋を組み立てていきます。
捨てコンクリート打設状況
捨てコンクリート打設状況
杭頭補強筋
基礎鉄筋組み立て状況
全景(網走信用金庫本部の屋上に設置したカメラの画像)